こんにちは。占い師の北川サンゴです。

占いを受けているとよく「潜在意識」という言葉が出てくると思いますが、この潜在意識ってなんなのかわかりますか?

この意味を知ると占い結果がずっと深く理解できると思いますので、この記事ではそれを説明しようと思います。

潜在意識とは?

潜在意識とは自分では認識できてない意識のことです。

科学(心理学)の用語では「無意識」といいます。

この概念を初めて発見したのは偉い精神科医のジークムント・フロイトという先生です。

この先生は医学だけではなく他の分野にまで多大な影響を与えました。20世紀の思想に影響を及ぼした3大人物はカール・マルクス、チャールズ・ダーウィン、そしてフロイト先生です。

フロイト先生のどこがそんなに影響力があるかというと、やっぱり無意識の発見が大きい。

今でこそ無意識って当たり前に使われますが、これは当時のヨーロッパの思想を根底から覆す概念であり、当時の人々にとっては衝撃的な概念でした。

フロイト先生が出てくる前に人間の意識について考えたのはルネ・デカルトという哲学者の先生です。

あなたも聞いたことあると思います。「我思う、故に我あり」ってね。

これを考えたのが17世紀のデカルト先生です。

つまり「自分が意識してるから自分である」ということですね。「意識=自分」ということです。

それから300年近くの間、ヨーロッパの人たちは「我思う、故に我あり」だと信じてきたわけです。

ところがフロイト先生が研究を重ねて無意識の存在を明らかにしたものだから大変です。

「我が何も思ってないのに我あり」ということが存在したということなんですからね。

これ以降、人間の心の研究が進むことになります。

ユング心理学

フロイト先生が無意識を発見してから心の研究をする科学者が増えました。

フロイト先生の弟子であるカール・グスタフ・ユングという心理学者の先生も無意識の概念を発展させた一人です。

占い師が言うところの「潜在意識」という概念はこのユング先生の概念が元になっていることが多いです。

ユング先生は意識には3つあるということを提唱しました。

まず顕在意識、次に個別的無意識、最後に集合的無意識です。

顕在意識と個別的無意識の概念はフロイト先生と似通ってますが、集合的無意識の概念はユング先生独自のものです。

個別的無意識は個々人の経験が元になっていて、幼少期に体験した経験が大人になってからの行動にも影響を与えているといったものですが、ユング先生は人間には生まれつき人類共通の「行動の素」が備わっている、と考えました。

それが集合的無意識です。

例えば地球の裏側に住んでる民族同士の神話がなぜかよく似たストーリになってるとかありますよね。あれは集合的無意識の影響なのです。

顕在意識と個別的無意識、そして集合的無意識は地球のマントルが対流するように相互に影響を与えており、占いが当たる(当たったように感じる)のもこの無意識の概念が影響しているのです。