こんにちは。占い師の北川サンゴです。

唐突ですが、日本でいちばん有名な占い師って誰でしょうか?

鏡リュウジ先生?ゲッターズ飯田さん?細木数子さん?

違います。

日本の占い師ではただひとり、世界史の教科書に載っている占い師がいます。

そう、もうおわかりですね。邪馬台国の女王「卑弥呼」です。

卑弥呼って外国の世界史の教科書に出てくるらしいんですよ。日本人で出てくるのは近代以前では卑弥呼と聖徳太子だけらしいです。たぶん中国に絡んだ人は世界史に出れるんですね。

でね、みなさん中学校で習ったと思いますが、いちおう卑弥呼について紹介しておきます。

卑弥呼は魏志倭人伝という中国の古文書に記録されている日本人(弥生人)の女性です。

西暦200年ごろに日本のどこかにあった邪馬台国という国を治めていたそうです。

フィクションなどではその神秘性から妖艶な若い女性として描かれることが多いですが、実際に魏の使者が会ったときにはもうおばあさんだったそうです。

で、この卑弥呼様がどうやって国を治めていたかというと「占い」の力で治めていたらしいのですね。

鬼道という占いを使って政策を決めていたようです。

これは占いの専門用語でいう「卜術」の一種だったようですね。今で言うタロットとか易とかダイスとか、そういう偶然性を根拠にした占いだったようです。

具体的には牛やら馬やら動物の骨を1本持ってきて火で炙るわけです。そうすると骨が熱くなって張力が変化しパンと弾けて割れる。そのときの骨の割れ方によって雨の降る時期などを占っていたようです。

弥生時代といえば稲作が入ってきた時期でしたから、農業社会なわけですね。そこで雨がいつ降るか、台風がいつ来るかというのが非常に重要な意味を持つわけです。

なんせ天気予報なんかない時代ですから。

卑弥呼様が骨で天気を占って、言ったとおりに雨が降るとみんな崇めてついていくわけです。だって卑弥呼様の言うことを聞けば米が全滅せずに住むわけですからね。

このように、卑弥呼様は「お天気占い」の恐るべき的中率で覇権を握り、女王まで上り詰めたわけですね。

学者さんたちが言うには卑弥呼様は偏頭痛持ちだったんじゃないかみたいに言ってますね。

低気圧が近づいてきたら偏頭痛でわかるから、予測できたんじゃないかってね。

どうなんでしょうね。今となってはそれはわからないね。

ただ卑弥呼様は占い以外にも女王としてめっちゃ賢い人だったのは間違いないね。

日本の歴史上、始めて正式に「日本(倭)を統一した王である」と中国から認められたのは卑弥呼様ですからね。

外圧も上手く利用して国を治めてたわけです。

卑弥呼様は日本の占いの原点にして至高の存在。日本で未だに占いが流行るのも卑弥呼様の神通力が残ってるからかもしれないね。